アワード
#ベストデンタルハイジニスト アワード

第7回受賞 2009/12 受賞者 大谷 久美さん (医療法人長光会 長島病院歯科勤務)

2009.12.01
(写真左)受賞の大谷久美さん(中)、沼部幸博先生(右)

受賞の大谷久美さん(中)、沼部幸博先生(右)
弊社須貝医療事業本部長(左)

受賞の大谷久美さん

09年10月10日(土)・11日(日)宮崎観光ホテルにおきまして第52回秋季日本歯周病学会総会及び学術大会が開催されました。弊社スポンサーシップにより制定されています「日本歯周病学会ベストハイジニスト賞」の第7回受賞者に、医療法人長光会 長島病院 歯科に勤務の大谷久美さんが選ばれ表彰されました。

大谷久美さんは、今回の学術大会の歯科衛生士症例ポスターで「開口障害を有する要介護・脳梗塞後遺症患者に対する口腔衛生管理」と題した、神経性の開口障害を合併し口腔衛生管理が困難となった脳梗塞後遺症を有する要介護高齢者に対する取り組みを発表をされました。脳梗塞後遺症でセルフコントロールが困難な患者に対して、歯科衛生士が中心になり1)開口訓練 2)歯周基本治療 3)専門的口腔ケアをを実施することによって口腔衛生環境が改善された結果、歯周炎及び口臭が著明に改善。病棟看護師と連携した口腔管理システムを構築することができたとの報告で、見事ベストハイジニスト賞を受賞されたものです。

歯科衛生士教育講演前に行われた受賞式では、歯科衛生士関連委員会委員長の沼部幸博先生より表彰状が、弊社常務取締役須貝辰生医療事業本部長からは奨励金と記念のクリスタルの楯が授与されました。

受賞されました大谷久美さんから下記喜びのコメントを頂きました。

「今回、このような素晴らしい賞を頂き、大変光栄に思っております。私が勤務する岡山市の長島病院は、脳血管障害を有する要介護高齢者が入院患者の8割を占める地域密着型の総合病院です。当院歯科では、一般歯科外来で患者を診察するとともに、入院患者の全身管理の一環として、歯科治療および専門的口腔ケアを通じた日々の口腔衛生管理に努めています。第52回春季日本歯周病学会学術大会では、病棟スタッフと連携して、脳梗塞後遺症を有する要介護高齢者の口腔環境および全身状態を改善に導くことができた症例について発表させていただきました。今回の受賞は、我々歯科スタッフが病院内でのチーム医療に参加し、全人的な医療活動の一翼を担ったことが、評価されたものだと感じております。この賞を励みに、我々歯科スタッフは、今後益々、患者の良好な全身状態の維持、ひいては地域医療の向上に貢献できるよう努力していきたいと思っております。本発表にあたり、多大なご協力やご指導をいただきました、長島病院歯科および病棟のスタッフ、そして、岡山大学病院の関係者の皆様に心から感謝いたします。最後に、受賞に際しましていろいろとお取り計らい下さいました、日本歯周病学会ならびにタカラベルモント株式会社の関係者の皆様に心よりお礼を申し上げます。」

大谷久美さん、そして長島病院のスタッフの皆さん、本当におめでとうございました!
今後ますますのご活躍をお祈り申し上げます。

タカラベルモント(株)は歯科衛生士の皆さんを応援します。
皆さんも是非「日本歯周病学界ベストハイジニスト賞」にチャレンジして下さい。

「タカラベルモント ベストハイジニスト アワード」

弊社は、「日本歯周病学会ベストハイジニスト賞」の協賛企業として、
「タカラベルモント ベストハイジニスト アワード」を制定させて頂きました。

この「日本歯周病学会ベストハイジニスト賞」は、歯科医師のみならず歯周病分野には不可欠な存在である歯科衛生士に、もっともっと学会に参加して欲しい、そして活躍して欲しいとの同学会側の意向を受け、弊社が賛同した形で実現した賞です。